【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2012-12-26 13:50 投稿
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パズル&ドラゴンズ
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●“パズドラ会”に参加してきた!(その2)
前回の続き。
M神プレゼンツのパズドラ会に参加させてもらい、多くのパズドラーと親交を深めた俺。なかなかにして個性的な人たちが多く、心から楽しませてもらった。……カラオケボックスを退散してから、「さあ、つぎの店に行きますか!!」ってんでバーにくり出し、終電まで飲んだくれていたことからも俺の楽しみ具合がわかるというものである(笑)。
でね。
このパズドラ会の参加者の中に、パッと見ではゲームとまったく縁のなさそうな、ピシッとスーツを着こなした妙齢の女性がいた。なんとなく学校の先生を想起させる方で、そつのない場の仕切りや軽いフットワークが、いかにも“デキる女性”を思わせる。その様子を見て、俺は瞬時に見抜いた。
(ゲームと縁がなさそう……と見たのは早計だった。彼女がこの場のボスに違いない。ああ見えて、『パズドラ』の腕も相当なものだろう)
若干緊張しながら、彼女がアレコレと参加者の世話を焼いている姿を眺める。すると俺の視線に気付いたのか、彼女はいささかオーバーな「はっ!!」という顔を作り、スタスタと俺のもとに歩いてきたではないか。そして「きっ!」という顔を作りながら、はっきりと聞き取れる声でこんなことを言った。
「How do you do~♪ Mr.Otsuka! How are you?」
突然の英語に度肝を抜かれた俺、狼狽を隠せずにアタフタと応えた。
「お、おぅ、いえーすさんきゅー、ぐっばーい」
会った瞬間にグッバイもないもんだが、それが一風変わったパズドラー、Tさんとの出会いでありました。
聞けばTさん、思った通りのバイリンガルで、社内ではその特技を活かした非常に堅い部署で仕事をなさっているという。
「今日、いちばん大塚さんに会いたがっていたのはTさんなんですよー」
とM神。でもそう聞くとますます、ゲームもそうだけど俺のフザケた文章とTさんのたたずまいが合致せず、ついつい「むむむ」と唸ってしまう。そんな俺の表情に気付かないのかTさんは明らかなハイテンションとなり、自己紹介ついでに『パズドラ』との出会いも語ってくれた。
「じつは私、生まれてこのかたゲームなんてまっっっったく触ったことがなかったんです!! それがひょんなことから上司に“『パズドラ』ってのがおもしろいからやってみたら?”と言われ、本当になんとな~く触ってみたのがすべての始まり。……これがもう、おもしろくておもしろくて!!」
話に引き込まれ、赤べこのようにガクガクと首を縦に振る俺。Tさんが続ける。
「そんなある日、社内に“神”と崇められているプレイヤーがいるという噂を聞いて、八方手を尽くしてその人を捜したんです!! それが彼女(M神のこと)だったんですけど、まぁ~こんなにかわいらしいお嬢さんが神様だなんて……! と驚きまして!」
俺、ゲラゲラと笑いながらM神にささやく。「神様だってwww」。M神が俺を睨みつけた。「大塚さんのせいでしょ」。
そんなこんなでTさんはM神経由で俺のブログを知り、アッと言う間にヘビーな読者になってこの日を迎えたのだと言う。
「大塚さんの記事、ものすごくおもしろいです!!」
真っ直ぐな目をして言うTさんに恐縮し、「いつも役に立たないことばっか書いてスミマセン^^;」と汗をかきながら言う俺。するとTさんは大袈裟な身振りで「いえいえ!!」と言った後、こんなエピソードを聞かせてくれた。
「先ほども言いました通り、私、ゲームというものには一度たりとも触ったことがなかったので、見るものすべてがわからなかったんです。たとえば、“HP”ってあるじゃないですか?」
コクリと頷いて、俺は答えた。「ヒットポイント、ですね」と。しかし、Tさんの顔は雲る。
「……それがわからなくて、(……なんでヒューレットパッカードのロゴがここに???)って、ずっと思っていました…………。でも聞いたら“HP=ヒットポイント”って、ゲームをされる方にとっては常識なんですってね…………」
俺がのた打ち回って笑っていると、Tさんはさらに続けた。
「それと『パズドラ』って、ゲーム内でメールのやり取りができるでしょう? 先日、M神さんからメールが届いてそれを知ったんですけど、どういう仕組みになっているのかまったくわからなくて……。徹夜で返信の方法を調べて、やっと返せたんですけど……」
M神が恐縮しながら笑った。「あのときは、スミマセンでした^^; 早朝5時くらいにメールが来て、驚いた^^;」
俺、涙を流して笑いながらTさんに提案する。
「ちょっと待って!www そんなTさんのモンスターボックスを見せてくださいよ!!ww」
宝の山がそこにある!! と確信できたのだ。
聞けばTさん、まだ始めてから日が浅いようで、ランクは34とのこと。「まだぜんぜん弱いんです……」とショゲる彼女からスマホを奪い、バカッとモンスターボックスを開けてみると……。
そこで待っていたのは、ボックスから溢れんばかりにウジャウジャと蠢く30匹超のドラゴンシードwww
俺、「ひぃ!」と短い悲鳴を発し、Tさんに質した。
「ちょ!!! なんでこんなにドラゴンシードがいるんすか!!w 邪魔なだけでしょに!!w」
Tさん、キョトンとして応える。
「えっとそれは……なんか自然に集まっちゃいました^^; 小さくてかわいいので、そのままにしてあります^^;」
我々の騒ぎを聞きつけて、まわりのベテランパズドラーたちも集まってきた。結果、「いらないものは売っちゃいなさい!」、「エメリットをパーティーに入れるんじゃありません!!」、「なんでティラノスをレギュラーから外してんの!!!」と喧々諤々の大騒動に発展(笑)。ふだんはここにいるメンバーを見守る仕事をしているTさんだったが立場は完全に逆転し、たくさんの教師を独り占めする生徒のようになっておりましたw
会の最後に、そんなTさんとフレンド登録。いま見たらしっかりと朝からプレイしているようで、まだまだ成長途上ながらも、ひとりのパズドラーとして歩き出したことを俺に知らせてくれた。
改めて、楽しい会だったなぁ~。
こうなったら月イチくらいで開催してくれないかしらw
おしまい。
■書名:大塚角満の熱血パズドラ部
■発売:2012年9月20日
■価格:998円[税込]
■体裁:モノクロ272ページ
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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら ※大塚角満のブログ (Ameba) |
■書名:パズル&ドラゴンズ モンスター図鑑
■発売:2012年12月19日
■価格:998円[税込]
■体裁:308ページ
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